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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?原因はある?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と言われた場合、気になるのが、その原因についてです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に原因はあるのでしょうか?ここでは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について、その原因について、をお伝えしていきます。また、実際に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であると診断されたことのある私自身の経験もお伝えしていきます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?原因について

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、排卵がしにくくなる症状のことです。ここでは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の基本について、原因についてお伝えしていきます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、排卵がしにくくなる症状のことです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、卵胞が排卵されないことで、卵巣にとどまってしまいます。そのため、超音波検査をすると、卵巣にたくさんの卵胞が見られることになります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になると、排卵が難しいことから、月経不順になることが多いでしょう。また、ホルモンの変化から、肥満などが起こりやすいとされます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の程度は様々です。診断は主に、血液検査と超音波検査によってなされます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になる原因はある?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になる原因は、ホルモンの変化だと言われています。具体的には、男性ホルモンが多いことが挙げられます。これは、LH(黄体ホルモン)とインスリンが通常よりも強い場合に起こり得ます。

血液検査では、脳の下垂体から分泌され、排卵にかかわりがあるLH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)という、2つのホルモンの値を調べます。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の人は、LH(黄体ホルモン)の値がFSH(卵胞刺激ホルモン)の値よりも高くなる傾向があります。

(体験談)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になった原因考察

ここからは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であると診断された私自身の経験をお伝えしていきます。

私の場合は、「典型的な」「重度の」ではなく、「おそらく」「どちらかといえば」という程度の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でした。なぜなら、LH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の値が一定ではなかったからです。不妊治療中は、毎周期血液検査を行い、LH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の値を確認します。そこでは、正常値範囲内のこともあったのです。つまり、必ずしもLH(黄体ホルモン)の値がFSH(卵胞刺激ホルモン)の値よりも高かったわけではありませんでした。

けれども、超音波検査をしてみると、あきらかに卵巣内に多くの卵胞があるのが見てとれました。卵巣には、小さな卵胞がいつも多数ありました。それは、素人である私の目で見てもあきらかです。先生から説明を受けて、無排卵の可能性が高いと知った時には、ショックを受けたことを覚えています。私は、そういえば、いつからか生理が来たり来なかったり、来たとしても出血がごく少量であったということを思い出しました。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になった直接的な原因は分かりません。けれども、自分なりに考察した結果、仕事のストレスが一因となっているのではないかという結論に至ります。大学を卒業して就職した会社は、ストレスが溜まりやすい業務内容だったのです。そのため私は入社して1年後には心療内科や精神科、カウンセラーにかかっていました。精神安定剤を服用していましたし、食欲がなくなって体重が激減していました。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断を受けた時は、それらの精神的な症状は治まって、薬の服用も止めることができていました。それでも、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状は続いたのです。私は、一度無理をすると、元に戻るのは難しいことであるのを痛感しました。生理が毎月決まってくることは、「当たり前」のことではなかったのです。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されてから私は、不妊治療を始めることになりました。まずはタイミング法から、ということで、排卵誘発の薬を服用したり注射を打ったりして、卵を育てようと試みました。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵が無い場合が多いですが、卵胞は卵巣内にある状態です。そのため、排卵できるくらいにまで卵胞を大きくすることさえできれば、比較的スムーズに妊娠が成立すると考えられます。「排卵はしていないけど、卵はたくさんある」。私は、この希望を胸に、意気揚々と不妊治療を始めました。

実際に排卵誘発を行ってみると、現実はそれほど甘いものではないのだということを思い知らされました。思うように卵が大きくならないのです。例えば、卵巣内にたくさんある卵胞の複数個がそれぞれ中途半端に大きくなる時がありました。薬の量を増やすと今度は複数個の卵胞が大きくなりすぎて危険な状態になりました。薬を減らすと、満足に卵胞が育ちませんでした。さらに私の場合は、なぜか薬も注射もあまり効かず、卵が育たなかった周期が多かったのです。

このように、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療は、希望はありますが、一筋縄では上手くいかない現実があります。

私の場合は、根気よく不妊治療を続けた結果、幸いにも妊娠することができました。下記の記事に、体験談としてまとめているのでご覧いただければ幸いです。

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まとめ

ここまで、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について、基本的なこと、原因、体験談を順番にご紹介してきました。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因は特定できません。また、なかなか元の状態に戻すことも難しいでしょう。けれども、不妊治療を行うことで、妊娠できる可能性は低くはありません。是非この記事を参考にしていただければ幸いです。

  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、排卵がしにくくなる症状のこと
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因は、ホルモンの変化ではないかと言われている
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠することは可能