妊活

生理不順で妊娠できる?不妊治療は必要?

生理は、毎月決まった時期に決まった期間あるものです。そのため、生理が不順だと、妊娠できるかどうか不安になる人が多いです。生理不順でも妊娠は可能なのでしょうか?ここでは、生理不順から妊娠した実体験と共に、生理不順と妊娠についてご紹介していきます。

かえる
かえる
生理不順でも妊娠できたよ

生理不順とは?妊娠との関係について

生理不順とは、生理の期間や周期が一定でないことを言います。結論から言うと、生理不順であっても、排卵があれば妊娠は可能です。どういうことなのでしょうか?以下に、詳しくご説明しましょう。

生理の期間や周期について

まずは生理の期間や周期について理解することから始めましょう。自分の生理の期間や周期について知っておくことは、日々の体調を把握することとつながるため、重要です。

生理の期間は大体3~7日間となっています。期間がこれより短い場合は過短月経、長い場合は過長月経といいます。3~7日の間に収まっていれば、通常の長さであると認識して良いでしょう。

生理期間 名称
3日より短い 過短月経
7日より長い 過長月経

 

生理周期は25~38日間隔が多くなっています。周期がこれより短い場合は頻発月経長い場合は稀発月経と呼ばれています。25~38日の間で収まっていれば、通常の間隔であると認識して良いでしょう。

生理周期 名称
25日より短い 頻発月経
38日より長い 稀発月経

 

生理周期の数え方は以下の通りです。まず、生理が始まった日を1日目と捉えます。第二に、次の生理が始まった日を1日目と数え直します。こうして分かった日数が、自分の生理周期となります。毎回、決まった日数であるとは限りません。そのため、3周期程を数えてみて、大体の自分の生理周期を把握してみましょう。

このように、生理の期間や周期は、人それぞれで異なります。また、環境や心境の変化等により、1週間程、生理開始が前後してしまうことも珍しくありません。自分の生理の期間や周期について、大体の日数を覚えておくようにしましょう。もしも、期間が短い・長い、周期が短い・長い、あるいは周期がバラバラで一定ではない、などが見られた場合は、生理不順となります。

生理と妊娠の関係について

では、生理と妊娠にはどのような関係があるのでしょうか。生理は、妊娠がなかった場合に、必要でなくなった子宮内膜が剥がれ落ちることによって起こります。この期間を月経期と言います。その後、増殖期(卵胞期)・排卵期・黄体期(分泌期)を呼ばれる期間を経て、また月経期へと変遷していきます。それぞれの期間について簡単に見ていきましょう。

  • 月経期
  • 卵胞期(増殖期)
  • 排卵期
  • 黄体期(分泌期)

卵胞期(増殖期)は、卵胞と子宮内膜が、妊娠に向けて準備を始める時期です。具体的には、脳の下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌され、卵胞が大きくなっていきます(卵胞期)。そして、女性ホルモン(エストロゲン)が分泌され、子宮内膜が厚くなっていきます(増殖期)。

排卵期は、大きくなった卵が子宮まで移動をする時期です。具体的には、卵胞が大きくなると、卵胞の中から卵が飛び出し、卵管を通って子宮まで移動していきます。この間に、精子による受精があります。

黄体期(分泌期)は、受精卵が着床しやすくなるように、子宮内膜が準備を整える時期です。具体的には、卵胞から黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます(黄体期)。子宮内膜の成長が止まり、受精に向けた準備が進みます(分泌期)。受精卵が着床しなかった場合は、生理が始まり月経期となります。受精卵が着床した場合は、妊娠が継続し、月経期は来ません。

このように、女性の身体は常に妊娠に向けて準備をしています。生理不順があっても、排卵があれば妊娠ができると言えるのです。一般的には、生理が始まれば、その約14日目には排卵があると言われています。まずは自分の生理周期を把握することから始めましょう。

 

生理不順から妊娠の体験談

とは言え、生理不順が続いている場合、妊娠できるかどうか不安に思っている人は少なくありません。ここでは、実際に生理不順から妊娠した、私自身の体験をお伝えします。

私はもともと、普通に生理があった人でした。ここでの「普通に」とは、期間や周期が通常の範囲内に収まっているということです。当時は、生理が約1か月に1回、定期的に来ていたため、自分の生理の期間や周期について全く気にしていませんでした。それどころか、生理が来ればお腹が痛くなって辛いため、「生理なんて無くなればいいのに」と考えていたくらいです。

そんな私に変化が現れたのは、20代半ばのことです。それまで約1か月に1度あった生理が、頻繁に遅れるようになりました。けれども、それまでにも生理の開始に1週間ほどのずれが生じた時は何度かあったため、特に問題には感じていませんでした。

「おかしいな」と思うようになったのは、それから1年ほど経過した後のことです。生理が1週間遅れるだけでなく、出血が少なかったり痛みが少なかったりすることが増えてきたのです。それでも、何回かに1度は、以前の様に「普通」の生理があったため、深刻には考えませんでした。

さらに1年が経って、結婚をした私は妊娠を希望するようになりました。その時初めて、生理について深く考えるようになったのです。生理周期を数えてみると、その数は40日や50日になっていました。基礎体温を測ってみても、グラフはガタガタで一定ではありません。

半年たっても中々妊娠しないため、私はついに病院を受診することになります。そこでエコーをして分かったことが、「多嚢胞性卵巣」の傾向があるということです。簡単に言うと、私の場合は「無排卵」でした。卵はあるけれど、何らかの原因で大きくならず、排卵をしていない状態でした。

そこから私は、不妊治療へ通うことになります。様々な処置の結果、無事に妊娠、出産までこぎつけました。このあたりの詳細については、また別の記事にまとめるようにしています。

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生理不順で妊娠する方法

ここまで、生理と妊娠の関係・体験談を見てきました。ここでは、生理不順で妊娠する方法について、私自身の体験をもとに、お伝えしていきます。

基礎体温を測って排卵を予測

生理不順で妊娠するためにはまず、基礎体温を測って排卵を予測しましょう。生理不順でも、排卵があれば妊娠ができる可能性があるからです。基礎体温を測ることで、自分の生理周期の内、月経期・増殖期(卵胞期)・排卵期・黄体期(分泌期)の大体の時期を把握することができます。

体温は、低温期と高温期の2層に分かれると言われています。低温期は、月経期・増殖期(卵胞期)の時期です。高温期は、排卵期・黄体期(分泌期)の時期です。

  • 低温期→月経期・増殖期(卵胞期)の時期
  • 高温期→排卵期・黄体期(分泌期)の時期

自分の基礎体温が、おおまかに、低温期と高温期の2層に分かれていればよいでしょう。排卵が起こる時期は、体温が一時的に低くなります。その後、高温期に突入します。次に低温期に入らず、高温期を継続したままであれば、妊娠している可能性が高くなります。

病院を受診

生理不順で妊娠するために、病院を受診することをお勧めします。なぜなら、妊娠できるかどうかや妊娠しにくい理由などを知ることができるからです。けれども中には、もっと深刻な問題があれば受診しようと考え、なかなか受診へ踏み出せない人もいます。実際に、私もその1人でした。「生理不順ごときで病院に行くなんて」と考えていたのです。

少しでも気になることがあれば、すぐに病院を受診するべきです。なぜなら、病気などが見つかる可能性もあるからです。私は、思い切って病院に行くことで、「多嚢胞性卵巣」であることが分かり、すぐに不妊治療を始めることができました。

これらのことから、生理不順であれば、迷わず病院を受診してもよいと言えます。

 

まとめ

これまで、生理の基本的な仕組み、妊娠との関係、体験談や生理不順で妊娠する方法などを見てきました。生理不順であっても、排卵が行われていれば妊娠する方法はあります。まずは自分の生理周期を把握してみましょう。また、生理不順であれば、気軽に病院を受診してみましょう。きっと妊娠への望みが高まるはずです。

  • 生理不順とは、生理の期間や周期が一定でないこと
  • 生理不順であっても、排卵があれば妊娠できる
  • 少しでも気になることがあれば、すぐに病院を受診するべき