出産前後

NICU入院中に搾乳器は必要?体験談

NICU入院中は、赤ちゃんに冷凍母乳を届けているお母さんは少なくありません。冷凍母乳を用意するのは、思っているよりも大変です。そこで、搾乳を少しでも楽にできるグッズである、搾乳機の購入を検討する人も珍しくありません。ここでは、NICU入院中の搾乳器について、必要性などをご紹介していきます。

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NICU入院中の母乳と搾乳器の必要性

NICU入院中には、搾乳器が必要なのでしょうか?ここでは、NICU入院中の基本的な知識についてご紹介していきます。

NICU入院中の授乳について

NICU入院中には、病院のスタッフが一定時間ごとに赤ちゃんにミルクを与えます。病院で用意されたミルクを与える他に、お母さんの母乳を与えることができます。そのためNICUでは、お母さんに冷凍母乳の持ち込みをお願いすることが多くなっています。母乳の持ち込み方法は、NICUによって定められたルールがあるため、必ずそれに従うようにしてください。

冷凍母乳を用意するためにまず行うことは、搾乳です。最も基本的な方法は、自らの手で絞って出すものです。始めの内は、母乳の分泌が少量であることが多く、この方法で間に合います。しかし、赤ちゃんの入院が長い場合や母乳の分泌量が多い場合は、手絞りだと大変なことが増えてきます。理由として、絞る手に力がいること、一気に絞れないため長時間になることが挙げられます。

そんな時に活躍するのが搾乳器です。搾乳器の力を借りて、手で絞る時よりも早く楽に、母乳を出すことができるのです。しかしながら、搾乳器にはメリットだけでなくデメリットも存在します。次の項にまとめるので、是非ご覧ください。

搾乳器のメリットとデメリット

搾乳器のメリットは、搾乳が早くて楽になることです。デメリットは、費用がかさむこと洗浄や消毒の手間がかかることです。

  • メリット→搾乳が早くて楽になること
  • デメリット→費用がかさむこと、洗浄や消毒の手間がかかること

搾乳器のメリットは、搾乳が早くて楽になることです。手で絞る場合に比較して、少ない力で多くの母乳を絞ることができるからです。操作方法も簡単で、すぐに使うことができるでしょう。

搾乳器のデメリットの1つ目は、費用がかさむことです。手動式か電動式かでも異なりますが、だいたい3,000円から10,000円の資金が必要です。手で絞る場合にほとんど費用がかからないことを考えると、大きな出費と言えます。

搾乳器のデメリットの2つ目は、洗浄や消毒の手間がかかることです。搾乳器は使用の都度、綺麗に洗って消毒をする必要があります。数種類のパーツを分解して行う必要があるため、面倒に感じることも少なくありません。特に、夜間の搾乳時は大変です。

以上の様に、搾乳器にはメリットとデメリットがあります。両方をよく理解したうえで、本当に必要であるかどうかを検討しましょう。以降に、NICU入院中に搾乳器が必要であるかどうかということを、ご説明していきます。

NICU入院中に搾乳器が必要な場合

NICU入院中に搾乳器が必要な場合は、赤ちゃんの入院期間が長いこと手絞りが負担に感じることの2点です。

  • 赤ちゃんの入院期間が長いこと
  • 手絞りが負担に感じること

1点目は、赤ちゃんの入院期間が長いことです。退院がいつになるかは確定的ではありませんが、だいたいの入院必要期間については、説明があることがほとんどです。もしも、1か月や2か月などの長期に渡る場合は、搾乳器の購入を検討してみましょう。また、赤ちゃんがNICUを退院しても、直接おっぱいを吸うことが難しい場合は、搾乳した母乳を、哺乳瓶に入れて吸ってもらう方法があります。その場合、長い期間で搾乳器が活躍するため、購入する価値があると言えます。

2点目は、手絞りが負担に感じることです。手絞りはどうしても手に力が必要なため、腱鞘炎になってしまうお母さんもいます。また、母乳の分泌量が多い場合は手絞りだと時間がかかるため大変です。身体の負担になる場合は、早めに搾乳器に切り替えた方が、良いでしょう。

NICU入院中に搾乳器が必要ない場合

NICU入院中に搾乳器が必要ない場合は、赤ちゃんの入院期間が長くないこと手絞りが上手くできることです。

  • 赤ちゃんの入院期間が長くないこと
  • 手絞りが上手くできること

1点目は、赤ちゃんの入院期間が長くないことです。例えば、1か月未満の入院予定であれば、わざわざ高い搾乳器を買う必要はないと言えます。NICU退院後も継続して使用するのであれば別ですが、使わないことがほとんどです。なぜなら、直接おっぱいを吸ってもらった方が早くて楽だからです。NICUを退院して、必ずしも直母が上手くいくとは限りませんが、退院後は直母やミルク育児を行うことになり、搾乳器はほとんど使われません。

2点目は、手絞りがうまくできることです。中には、搾乳器が合わず、手絞りの方がよく絞れるという人もいます。もしくは、搾乳器を使っても手絞りと大差ない時間がかかる人もいます。その場合、費用が掛かったり手入れが大変だったりする搾乳器は、必要ないでしょう。搾乳器の購入を検討する場合は、自分の体質や搾乳器との相性も考慮にいれると良いでしょう。

NICU退院後も使えるお勧め搾乳器

最後に、お勧めの搾乳器をご紹介します。搾乳器を買うのであれば、できればNICU退院後も長く使える物を選びたいものです。搾乳器が家に1つあれば、おっぱいトラブルが起きて赤ちゃんに直接吸ってもらえなくなった時や、赤ちゃんを誰かに預けて外出する時などに重宝するからです。

お勧めは、メデラの手動搾乳器「ハーモニー」です。メデラは、多くの病院で採用されているメーカーで、安心感があります。この搾乳器は握りやすく操作が簡単で、お手入れも比較的楽にできます。NICU退院後も長く使えるためお勧めです。

まとめ

ここまで、NICU入院中の母乳や搾乳器についてご説明してきました。搾乳器は、必ずしも必要であるとは限りません。自分や赤ちゃんの状態を考えて、購入するかどうか検討しましょう。搾乳器を購入する時は、NICU退院後も長く使えるようなものを選ぶことをお勧めします。

  • NICU入院では、搾乳が必要
  • 搾乳器のメリットは、搾乳が早くて楽になること。デメリットは、費用がかさむこと、洗浄や消毒の手間がかかること
  • 搾乳器を購入するかどうかは、状況によって検討するべき