妊娠中、いつ結婚指輪を外すべきなのでしょうか。外さなかった場合はどうなるのでしょうか。ここでは、基本的なことに加え、妊娠出産で指輪を外さなかった私自身の体験談もお伝えしていきます。
妊娠中はいつ指輪を外すべき?
妊娠中は、早めに指輪を外すべきです。具体的には、お腹が大きくなり始める妊娠5か月頃には外すのがお勧めです。
妊娠中はむくみやすい点、出産時にトラブルが起こる可能性がある点の、2つが理由として挙げられます。
- 妊娠中はむくみやすい点
- 出産時にトラブルが起こる可能性がある点
1つ目は、妊娠中はむくみやすい点です。むくんだ際は、指自体に痛みは感じません。そのため、知らず知らずのうちに、指輪が取れなくなってしまうのです。ひどい場合は、指がうっ血してしまうこともあります。
2つ目は、出産時にトラブルが起こる可能性がある点です。経腟分娩では問題ありませんが、帝王切開など電気メスでの施術をする必要が出た場合には、感電の危険性があります。例えば緊急帝王切開になってしまった場合、その場で結婚指輪を切断されてしまう場合もあります。
以上のように、妊娠出産では指輪をしていることによるリスクが多くあります。そのため、早い段階で指輪は外しておくことをお勧めします。
妊娠中はいつ指輪を外すべき?指輪を外さなかった体験談
ここまで、妊娠中にいつ指輪を外すべきかについて、基本的なことをお伝えしてきました。ここからは、妊娠中に指輪を外さなかった私自身の体験談をお伝えしていきます。
私の場合、妊娠中の体重増加は標準でした。そのため、妊娠6か月頃までは、問題なく指輪を外せる状態でした。

妊娠7か月の後半、具体的には妊娠26週の終わりに、切迫早産で入院生活を余儀なくされます。その間はとにかく切迫早産のことで頭がいっぱいでした。入院中、心配になって結婚指輪を外そうとしたところ、既に指から抜けなくなっていたのです。
石鹸をつけたり、紐を使ったり、ネットで調べられる方法は全て試しました。それでも指輪はびくともしません。私は、早く指輪を外さなかったことを後悔しました。
妊娠36週で退院後は、身体がむくみ始めました。もちろん、指輪は取れません。痛みは感じませんでしたが、痛々しい見た目をしていました。ますます心配になったことを覚えています。
私は妊娠37週2日で無事、赤ちゃんを出産しました。帝王切開などではなく、経腟分娩です。そのため、指輪を外さなくても問題はありませんでした。
しかしながら、出産後しばらくは、身体のむくみは取れませんでした。2週間ほどしてようやく、引いたくらいです。それでも、体重はまだまだもとに戻りません。指輪は指についたままでした。
私が結婚指輪を抜くことができたのは、産後半年が経って、妊娠前の体重に戻った段階です。
以上のように私の場合、妊娠7か月後半頃には、結婚指輪を抜けなくなっていました。指輪を取ることができたのは、産後半年が経ってからです。
私の場合、幸い指輪を切らずに済みましたが、終始ひやひやしていました。そのため、妊娠5か月頃までには、結婚指輪を外しておくことをお勧めします。
まとめ
ここまで、妊娠中に指輪を外すべき理由やその時期について、基本的なことと体験談をお伝えしてきました。
妊娠出産ではどんなトラブルが起きるか分かりません。是非この記事を参考に、早めに指輪を外しておくことをお勧めします。
- 妊娠5か月頃には、指輪を外しておくことがお勧め。
- 妊娠出産のトラブルで、最悪の場合、指輪を切ることになるため、早めに外しておくべき。