妊娠や育児中にできる仕事として、在宅ワークがあります。その中でも、特にお勧めなのが、ライティングです。
ここでは、在宅ワークのやり方、ライティング分野の基本、体験談などについて、ご紹介していきます。

Contents
妊娠や育児中にできるライティングって?在宅ワークの基本
在宅ワークとは、家にいながら仕事ができることです。まずは在宅ワークの基本をお伝えし、次にライティング分野の基礎知識をお伝えしていきます。
在宅ワークの基本
在宅ワークには様々な種類があり、仕事をもらえる場所も多くあります。
ここでは、特にお勧めである「クラウドソーシング」を利用した在宅勤務について、ご説明していきます。
クラウドソーシングを利用した在宅勤務は、初心者でも仕事を見つけやすいというメリットがあります。例えば、クラウドワークスなど大手のクラウドソーシングサービスのアカウントを取得してすぐ、仕事を開始することが可能です。
クラウドソーシングを利用した在宅勤務が妊娠育児中に向いている理由は、家でできること、自分のペースでできることの2点です。
- 家でできること
- 自分のペースでできること
1点目は、家でできることです。仕事の受注、作業、成果物の提出、報酬受取の全てを、自宅にいながら行うことが可能です。
手が離せない時は、仕事をしなくても構いません。体調が良い時や、子どもが寝た後など、タイミングを見計らって行うことが可能です。
2点目は、自分のペースでできることです。仕事の内容を確認して希望と合致する時のみ、契約をすれば良いからです。
妊娠育児中は、体調が悪かったり忙しかったり、仕事どころではなくなる場合が少なくありません。クラウドソーシングを利用した在宅勤務であれば、納期や仕事の量を自分で調整できるため便利です。
以上のように、妊娠や育児中には、クラウドソーシングを利用した在宅ワークをするのがお勧めです。
在宅ワークの中のライティング分野について
在宅ワークには、様々な種類があります。
例えば、プログラミング、デザイン、イラストなど、高い専門性が求められるものが挙げられます。これらの仕事は、知識やスキルが無い状態からスタートするのが大変です。
そのため例えば、アンケート、データ入力、ライティングなど、あまり高い専門性が求められない案件がお勧めです。
これらであれば、妊娠や育児中の大変な時でも、十分取り組めるでしょう。以下に、それぞれの特徴を簡単にご紹介していきます。
- アンケート
- データ入力
- ライティング
妊娠や育児中にお勧めの在宅ワーク1点目は、アンケートです。簡単なアンケートに答えるという仕事です。
アンケートの良い点は、簡単手軽なことです。妥協点は、単価が安いことです。
妊娠や育児中にお勧めの在宅ワーク2点目は、データ入力です。例えば、書き写し、文字起こし、集計作業などが挙げられます。
データ入力の良い点は、機械的に仕事をこなすのみであること、前職の経験を活かしやすいことが挙げられます。妥協点は、スキルがなければ難しい案件があること、正確性が求められることです。
妊娠や育児中にお勧めの在宅ワーク3点目は、ライティングです。与えられたテーマで記事を執筆します。2,000文字以上が求められることが多くなっています。
ライティングの良い点は、未経験でもとっつきやすいことです。妥協点は、記事の内容についてリサーチをする必要があることです。
以上のように、それぞれにメリットとデメリットがあります。個人によって向き不向きがあるものなので、自分の性格に合った内容の仕事を請けるのがお勧めです。
ここでは、特に3点目のライティング業務について、以下に詳しくご説明していきます。
ライター業のメリット
ライター業のメリットは、データ入力と比較してミスが起こりにくいこと、アンケートと比較して単価が高いことの2つです。
- データ入力と比較してミスが起こりにくいこと
- アンケートと比較して単価が高いこと
1つ目は、データ入力と比較してミスが起こりにくいことです。誤字脱字、文法の誤り、情報の誤りにさえ気を配っていれば、求めれられる成果物を完成させられるでしょう。
2つ目は、アンケートと比較して単価が高いことです。単純で簡単なアンケートは、1つ答えても数十円にしかなりません。一方でライティングは、1記事書くと数千円の収入を得ることが可能です。
以上のように、ライティングには魅力的なメリットがあります。文章を書くのが得意な人には特にお勧めの仕事であると言えます。
ライター業のデメリット
ライター業のデメリットは、情報集の必要があることです。与えられた記事の内容について、リサーチを行う必要があります。
ライティングは、報酬の基準が記事における文字数になっていることが大半です。裏でどれだけ時間をかけて調べたとしても、それは直接的に報酬にはつながりません。
慣れていないと、リサーチに想像以上の時間をかけてしまい、割に合わない仕事になってしまいがちなのです。
妊娠や育児中にお勧め!ライティングで在宅ワークのやり方
ここでは、妊娠や育児中にお勧めであるライター業の在宅ワーク方法について、順を追ってお伝えしていきます。
- クラウドワークスに登録
- 案件を探す
- 応募する
- 依頼を受ける
- 納品する
- 入金がある
クラウドワークスに登録
まずは、クラウドソーシングサービスのアカウントを取得します。

様々なサイトがある中でも特に、クラウドワークスをお勧めします。なぜなら、国内最大規模であること、初心者でも仕事が見つけやすいことの2点が理由として挙げられます。
- 国内最大規模であること
- 初心者でも仕事が見つけやすいこと
1点目は、国内最大規模であることです。それにより、日々大量の案件に溢れています。自分に合った内容の依頼を見つけやすいと言えるでしょう。
2点目は、初心者でも仕事が見つけやすいことです。クラウドワークスでは、初心者でも請けやすい依頼が比較的多いと言えます。
始めの内は、実績やスキルが十分でないため、1つの仕事を受注するのも大変です。クラウドワークスであれば、初心者歓迎案件が多数存在するため、そちらで実績やスキルを積むことが可能です。
案件を探す
次に、クラウドワークス上で案件を検索します。
始めは、実績やスキルが伴わないため、低単価案件に取り組むこととなります。「初心者歓迎」という案件を探すのがお勧めです。
なぜなら、クラウドワークスでは他のワーカーと競合することになるからです。自分より実績やスキルがある人に、仕事を持って行かれることが多いでしょう。
始めは、割に合わないと感じても、低い単価の案件をこなしていきましょう。具体的には、1文字単価0.2円や0.4円のものです。
1文字単価1円以上が相場であるライティング業界で、1文字単価0.2円や0.4円の案件は、安すぎると言えます。それでも、最初は仕方がありません。
応募する
案件が見つかったら、実際に応募していきます。
応募時に注意すべきは、オファー文、自分のプロフィール画面の2つです。
- オファー文
- 自分のプロフィール画面
1つ目は、オファー文です。発注者に送るメッセージは、よく考えて打ちましょう。候補者選びの最も大きな材料とされるからです。
具体的には、ビジネスマナーを守ったメール文構成、正しい言葉遣い、相手の要望に対する応えの網羅、分かりやすさなどのポイントが挙げられます。
熱意を持ったPRは重要ですが、あまり長すぎると逆効果です。スマートな文章の構築を心がけましょう。
2つ目は、自分のプロフィール画面です。経歴やアピール文を充実させましょう。候補者選びの大きな材料とされるからです。
こちらもオファー文と同様、相手に伝わりやすい文章を書くのが鉄則です。
依頼を受ける
晴れて依頼をされることになったら、いよいよ手続きです。ここから、発注者と個別にやり取りを進めることになります。
言葉遣いにはくれぐれも注意してください。また、レスポンスはできる限り早い方が好まれます。
納品する
記事が出来たら、納品を行います。発注者のチェックをパスすれば、業務完了です。まれに修正依頼を出されることがあります。
入金がある
発注者から入金があります。同時に、発注者から評価をしてもらうことになります。高評価を積み上げることによって、ワーカーの信頼度が上がっていきます。
実績がついてくれば、だんだんと高収入案件に取り組める機会が増えてくるでしょう。
妊娠や育児中に在宅ワークでライティングをした体験談
ここまで、妊娠や育児中に特にお勧めである、クラウドワークスでのライター業について、基本的なことをお伝えしてきました。
ここからは、実際に妊娠や育児中に在宅ワークでライティングを経験した、私自身の体験談をお伝えしていきます。
私の場合、不妊治療に専念するために、仕事を辞めました。幸運なことにも、退職後割とすぐに妊娠することができたのです。
私は、体調も良かったため、クラウドワークスに登録してライティングに取り組み始めました。
ライター業をやりたいと思った理由は、私自身、昔から文章を書くのが好きだったからです。物書きをしてお金ももらえるならば、こんなに幸せなことはありません。
しかし最初の内は、なかなか仕事が決まりませんでした。それもそのはず、私には実績もスキルもないからです。
文章を書くのが好きなことと、ライティングで良い記事を書くことは、必ずしもイコールでつながりません。
読み手に伝わる文章やSEOに強い文章など、求められることがまるで違うからです。
さて、私は最初、自分の趣味に関連して、映画のレビューやあらすじを書く仕事を受注していました。
それは文字単価0.2円や0.4円のものばかりでした。求められる文字数も1,000文字以下です。1時間かけて完成した文章を提出しても、数百円にしかなりません。
割に合わないと、何度もくじけそうになりました。
それでも根気よく続けていくことで、だんだん仕事のコツが掴めるようになってきました。文章が洗練されてくるのが分かります。依頼の内容を見る目も備わってきました。
例えば、ライティングでは同じ文字単価1円の仕事であっても、求められる仕事内容が大きく異なります。
具体的には、画像や図式の挿入有無、キーワード選定や構成作成の有無、記事内に含むべきキーワードの量などが挙げられます。
また、ワードやグーグルドキュメントで提出するだけで良いものから、ワードプレス入稿まで自分で行わなければならないものまであります。
修正依頼が多かったり、依頼者側で添削したもののフィードバックをもらえたりします。
これらが分かってきて初めて、「割に合う」仕事を探すことができるのです。そのため、最初の内はどうしても割に合わない仕事ばかりになってしまいます。
それでも根気よく続けることで私は、なんとかライター業を軌道に乗せることができました。クラウドワークスに登録して、約2か月が経っていました。
数多くの依頼をこなすことで私は、実績とスキルを着々と身につけていきました。
前職を得る時に苦労した就職活動関連の記事や、前職に関連する金融系記事の執筆を多く手掛けるようになったのです。
その時私は、1時間もあれば3,000文字の記事は書けるようになっていました。
私はこの経験があったからこそ、妊娠中、育児中でも収入を得ることができました。それは決して多くない金額ですが、収入は確かにあります。このことで私は、どれだけ救われたか分かりません。
以上のように、私の場合、始めの2か月を耐え抜き、結果的に満足のいく収入を得られるようになりました。

まとめ
ここまで、妊娠や育児中にお勧めである、クラウドワークスでのライティング業務について、基本的なことをお伝えしてきました。
また、私自身の体験談もご紹介しました。ちょっとしたコツや努力は必要ですが、誰にでも稼げるチャンスはあります。
是非この記事を参考にしていただければ幸いです。また、もう少し詳しく、ライティングについてご説明した別記事も、是非ご覧ください。
- 妊娠や育児中には、家にいながら自分のペースでできる在宅ワークがお勧め。
- 在宅ワークの中でも、始めやすいライティング業務がお勧め。