切迫早産

切迫早産入院費用はいくら?高額医療費の申請法は?3か月入院した体験談

切迫早産で入院する場合、多くは正産期付近での退院を目指すことになります。そのため、入院が長期に渡ることが多いのです。

ここでは、切迫早産入院費用について、実際の金額や、利用できる控除などに触れながら、体験談をお伝えしていきます。

切迫早産入院費用はいくら?高額医療費の申請法は?

切迫早産入院にかかる費用や、利用できる控除について、基本的なことをお伝えしていきます。詳しくは、個人によって異なるため、参考程度にとどめておいていただければ幸いです。

切迫早産入院でかかる費用

切迫早産入院でかかる費用には、大きく分けて、保険適用分、保険適用外分、その他の3つに分けられます。

  • 保険適用分
  • 保険適用外分
  • その他

1つ目は、保険適用分です。注射、投薬、検査、入院料などが挙げられます。

切迫早産入院では、リトドリンやマグセントなどの張り止め薬を点滴で注入することが多いため、費用がかさみがちです。薬の流量や内容によって金額は異なるでしょう。

また、入院中には定期的に、尿検査や血液検査などを行うことが多いでしょう。入院期間が長いため、その分の費用もかさみがちです。

2つ目は、保険適用外分です。保険適用分には入らない医療的な処置や、病室の個室料などが挙げられます。

3つ目は、その他です。食事代が例に挙げられます。1日3食、毎日出るものなので、長期入院時には痛い出費となります。

以上のように、切迫早産入院でかかる費用には多くの種類があります。これらは、退院時に病院から請求があり、窓口で支払うことが多くなっています。

余談ですが、クレジットカードを使える病院であれば、クレジットカード支払いにすることで、ポイントを貯められます。

切迫早産入院に関連した控除等

切迫早産入院に関連した控除等には、主に、高額医療費制度と医療費控除が挙げられます。ここでは、それぞれについて簡単にご説明していきます。

  • 高額医療費制度
  • 医療費控除

切迫早産入院に関連した控除等1つ目は、高額医療費制度です。切迫早産入院は、基本的に長期に渡ることとなるため、高額医療費制度を利用できることが大半です。入院時、病院の方から案内があることも多いでしょう。

高額医療費制度とは、1か月間で支払った医療費が高額になった場合、一定額を支給してくれる制度です(参照: https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150/)。

金額は収入によって異なります。上のサイトに、詳しい計算式があるので参考にしてみてください。

しかしながら、入院費の明細は、退院時にしか渡されない場合も少なくありません。その場合、だいたいいくらかかるのか、退院まで把握することができないのです。

そこで、参考にしていただける、だいたいの目安をお伝えします。

私の場合、夫の扶養に入っていました。30歳前後、一般的なサラリーマンです。その場合、「区分ウ」に属することが多いでしょう。結果、だいたい、月に8万円が限度額となります。

ざっくり言うと、月に約8万円を超える部分に関しては、お金を支払う必要がなくなるということです。

注意すべきは、保険適用部分にのみ適用されるということ、月をまたぐとリセットされることの2点です。

  • 保険適用部分にのみ適用されるということ
  • 月をまたぐとリセットされること

1点目は、保険適用部分にのみ適用されるということです。つまり、保険適用外部分や食事代は含みません。特に、個室料と食事代は、そのまま負担する必要があります。

2点目は、月をまたぐとリセットされることです。高額医療費制度は、1か月に支払った医療費を元に計算されます。

例えば、4月の中旬から5月の中旬にかけて1か月間入院した場合、4月分と5月分に分けて計算がなされます。入退院のタイミングが悪いと、高額医療費制度の適用外になる可能性があるのです。

高額医療費制度は、やや難解なため、理解するのに時間がかかることでしょう。私もそうでした。

そのため、少しでも誰かの役に立てればと、この記事の後半に、実際に私が支払った入院費用を明記しています。高額医療費制度の利用についても言及しているので、是非最後まで読んでみていただければ幸いです。

 

さて、切迫早産入院に関連した控除等の2つ目は、医療費控除です。医療費控除とは、年間に支払った医療費の総額が多かった場合に、いくらか還付を受けられるものです(参照: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm)。

こちらは、確定申告の期間に、自らが手続きを行う必要があります。切迫早産入院だけでなく、その年かかったすべての医療費をもとに算出されるため、金額は個人によって異なります。

以上のように、切迫早産入院では、色々な控除が受けられる場合があります。しっかり把握して、少しでも出費を抑えたいものです。

切迫早産に関連した補助

上でご説明した、高額医療費制度と医療費控除の他に、期待できる主な補助は、一般の生命保険等、会社の健康保険です。それぞれについて、簡単にご説明していきます。

  • 一般の生命保険等
  • 会社の健康保険

1点目は、一般の生命保険等です。自分が加入しているもので、保険金を得られないか調べてみましょう。保険会社へ電話で問い合わせるのがお勧めです。

2点目は、会社の健康保険です。高額医療費制度とは別に、何らかの補助が出るところがあるようです。

こちらは、高額医療制度を利用する際に併せて、会社から案内されることが多いようです。参考までに、私の場合は、自動的に補助金が入金されました。

以上のように、人によっては追加で様々な補助が受けられます。忘れることのないよう、手配しておきましょう。

切迫早産入院費用はいくら?高額医療費申請法は?3か月入院した体験談

ここまで、切迫早産入院費用について一般的なことをお伝えしてきました。ここからは、約3か月間、切迫早産で入院をした私自身の体験談をお伝えしていきます。

私は、妊娠26週の終わりから妊娠36週の始め頃まで、入院をしていました。内容は、ベッド上安静とリトドリン点滴です。

点滴の流量は、少ない方でした。具体的には、前後はありましたが、2A3mlです。点滴の差し替え頻度は、3日に1回です。

私の入院していた産院では、NSTは1日1回、必ずとっていました。お腹の張りがひどい時には、1日に複数回とることとなります。

他に、1週間に1回の尿検査や血液検査がありました。医師による内診は、状態によりますが、2~3週間に1回ありました。

病室は、個室代がかからない相部屋を選択しました。

入退院のタイミングは、高額医療費制度を利用する観点からは絶妙でした。具体的には、丸2か月間と1週間強です。

そのため、1週間強の部分では高額医療費制度の適用外でしたが、丸2か月間の部分ではしっかり適用されることができました。

私が入院していた産院では、退院が決まる日に、入院費の総額を教えられます。切迫早産入院では、突然に退院となる場合が多いので、具体的には、退院の2日程前となります。

切迫早産入院費に関係すると思われるもの

  • ベッド安静とリトドリン点滴
  • リトドリン点滴の流量は2A3mlで、点滴差し替え頻度は3日に1回
  • NSTは1日1回
  • 尿検査と血液検査は1週間に1回
  • 医師による診察は、2~3週間に1回
  • 病室代は0円
  • 入退院のタイミングは、丸2か月間+1週間強

また、私の場合、高額医療費制度の利用をあらかじめ申請していました。申請方法は、健康保険証を発行している先に尋ねます。

私の場合、夫の会社で申請することになっていました。そのため、夫が、私の入院中に手続きをしてくれました。申請には時間がかかるため、早めに手を打つ必要があるので注意しましょう。

高額医療費制度の利用をあらかじめ申請した場合、窓口での負担を、制度利用後の金額に減らすことができます。

一方で、高額医療費制度の利用をあらかじめ申請することが間に合わなかった場合は、いったん全額を窓口で支払い、後日、還付を受けるという流れになります。

私が実際に窓口で負担した金額は、67,440円、143,080円、143,660円の、合計354,180円でした。これは、高額医療費制度利用後の総額です。

1週間強 67,440円
丸1か月間 143,080円
丸1か月間 143,660円
合計 354,180円

上の写真は、143,080円だった月の明細書です。内訳は、以下の通りです。

保険適用83,620円(注射、投薬、検査、入院料)、保険適用外18,060 円(注射、検査)、食事41,400円(2020年5月現在、1食460円)です。

保険適用 83,620円(注射、投薬、検査、入院料)
保険適用外 18,060 円(注射、検査)
食事 41,400円(2020年5月現在、1食460円)
合計 143,080円

ご覧いただければ分かるように、保険適用部分の金額が、約8万円です。この部分が、高額医療費制度を利用した結果の、負担金額です。

実際にはこれ以上の額がかかっていたはずですが、高額医療費制度を利用したため、窓口での負担を減らすことが出来ました。

切迫早産入院では、点滴の流量や検査内容がそれぞれ異なるため、具体的にいくらかかるか分かりません。金額は退院直前に言い渡されることが多く、不安になる人も少なくありません。

私の治療内容、入院日程、費用の内訳等、できるだけ詳しく書かせていただいたつもりです。是非こちらを参考に、少しでも不安を払拭していただければ幸いです。

さらに詳しい体験談は、下記の記事でご紹介しているので、是非参考にしていただければ幸いです。

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まとめ

ここまで、切迫早産入院費用について、利用できる補助や体験談などをお伝えしてきました。具体的な金額は、入院の内容によるため分かりませんが、少しでもこの記事を参考にしていただければ幸いです。

  • 切迫早産入院費は、個人によって異なる
  • 一般的な目安として、高額医療費制度の限度額は約8万円

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