切迫早産

切迫早産で姿勢はどうする?お勧め安静の方法

切迫早産と診断されたら、安静にする必要があります。切迫早産における「安静」とは、赤ちゃんが下に向かってこないようにする姿勢を保つことです。

ここでは、切迫早産でお勧めの姿勢や安静方法についてお伝えしていきます。

切迫早産で姿勢はどうする?

まずは、切迫早産で推奨される基本姿勢、応用姿勢をご紹介していきます。

基本: 横向き寝る、腹帯をつける

切迫早産の基本姿勢は、横向きに寝ることです。加えて、腹帯をつけることをお勧めします。

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横向きに寝ることで、お腹や子宮口が圧迫されにくくなります。結果、お腹の張りを抑えたり、子宮頸管長を保ったりする効果が期待できるのです。

腹帯をつけることで、骨盤を安定させ、赤ちゃんを下がりにくくする効果が期待できます。

腹帯をつけて横向き寝する、というのは、比較的すぐに実行することができるものです。そのため、基本はこちらの姿勢をお勧めします。

応用: 骨盤高位

切迫早産の応用姿勢は、骨盤高位です。骨盤高位とは、骨盤を高い位置で安定させることを言います。

やり方は、仰向けに寝て、お尻の下にクッションを置き、立て膝状態になる、というものです。

トコちゃんベルトのサイトに記載されているものが、わかりやすいと思います(参照: https://toco-care.com/toco-belt/care/howto/pelvichigh.php)。一部抜粋して下記にご紹介します。

骨盤高位骨盤高位(https://toco-care.com/toco-belt/care/howto/pelvichigh.php)

床から高さを保てるようにお尻の下にクッションや座布団などを敷いて、立てひざの状態で仰向けに寝た姿勢を骨盤高位といいます。骨盤高位になると、重力の負荷を受けて下がった内臓が上がっていきます。

ただし、つらい場合は無理のない高さにしましょう。

骨盤高位の姿勢は、赤ちゃんが下に下がってこないよう、抑制する働きが期待できます。しかしながら、長時間この姿勢でいるのは難しいこと、正しい姿勢を取れているかどうか自分で確認できないことなどから、個人的にはあまり実用的でないと考えます。

数週間、場合によっては何か月も、安静状態を続ける必要がある切迫早産では、時々、骨盤高位の姿勢になる、というような使い方が現実的でしょう。

切迫早産でよくない姿勢は?

ここまで、切迫早産でお勧めの姿勢についてご紹介してきました。ここからは、切迫早産でよくない姿勢についてご紹介していきます。

仰向け寝

1つ目は、仰向け寝です。仰向けに寝ると、お腹の赤ちゃんの重さに重力がそのままかかってしまいます。そのため、お腹が張りやすくなるのです。

仰向け寝はお腹に重力がかかって圧力が増すので、あまりお勧めできません。

座位

2つ目は、座位です。座ると、お腹の赤ちゃんが、重力の作用で下に降りてきやすくなります。子宮の入り口を圧迫する恐れもでてきます。

切迫早産中に、パソコン、読書、裁縫などといった作業で、長時間座らないようにしましょう。

一見、安静にしているようですが、座った姿勢は、切迫早産においてあまりよくありません。

切迫早産でお勧めの姿勢と安静の方法は?体験談

ここまで、切迫早産でお勧めの姿勢について基本的なことをお伝えしてきました。ここからは、私自身の経験をもとに、お勧めの姿勢と安静の方法をお伝えしていきます。

私の場合、妊娠26週の終わりから妊娠36週始めまで、切迫早産で入院をしていました。その前は、数日間自宅安静をしていました。

入院前の私の過ごし方は、自宅で座って勉強やパソコンをするというものでした。1日5時間以上は座った姿勢をキープしていたと思います。長時間座っていても特に疲労などを感じていなかったため、気にしていませんでした。

切迫早産だと診断されて入院となってからは、できるだけ横向きに寝る姿勢をキープしていました。仰向け寝や座位だと、病院のスタッフさんにお叱りを受けることが多かったからです。例えば、NST時に仰向け寝の体勢でいると、お腹の張りがひどくなっていました。

ベッドを完全にフラットにしていると、横向き寝でも身体がつらくなってくるので、適度にベッドを起こしていました。私の場合、上半身側のみを、20~30度の角度で調整していました。

入院中の姿勢入院中の姿勢

以上のように私の場合、切迫早産入院中はできるだけ意識して横向き寝を続けていました。

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まとめ

ここまで、切迫早産になった時の過ごし方を、姿勢の観点からご紹介してきました。この記事を参考に、適切な姿勢で過ごしていただければ幸いです。また、あまり自己流で行おうとせずに、分からないことは病院の方に質問をすることも重要です。周囲の助けを借りながら、できるだけストレスのかからない安静生活を送っていけることを願っています。

  • 切迫早産時の姿勢は、腹帯をつけて横向けに寝るのが基本。
  • 骨盤高位の姿勢もお勧め。
  • 切迫早産時は、仰向けねや座位は避けた方がよい。