切迫早産

点滴の差し替えや液漏れが痛い!切迫早産入院中の対処法

点滴の差し替えや液漏れが痛い!切迫早産入院中の対処法

切迫早産入院で辛いのが、点滴の差し替えや液漏れ時の痛みです。ここでは、点滴の差し替えを減らす方法、液漏れ時の対処法などをご紹介していきます。

実際に切迫早産で2か月強入院した私自身の体験談もご紹介しているので、是非参考にしていただければ幸いです。

切迫早産入院では点滴の差し替えや液漏れが辛い!痛い時の対処法は?

切迫早産入院ではほとんどの場合、お腹の張りを抑制するために、「ウテメリン」「リトドリン」「マグセント」などの薬を、点滴にて投与します。本記事ではまず、点滴の差し替えについての基本事項をお伝えし、その後に、差し替えを減らす方法、液漏れ時の対処法をお伝えしていきます。

なお、切迫早産入院の点滴の基本は、下記の記事にまとめているので、そちらも是非ご覧いただければ幸いです。

切迫早産入院中の点滴について!体験談妊娠中、切迫早産で入院になってしまった場合、点滴を行うことが多くなっています。切迫早産入院の点滴とはどのようなものなのでしょうか? ...
点滴点滴

切迫早産入院の点滴の差し替え基本

切迫早産入院の点滴は、24時間継続して流すものになっています。これには、定期的な差し替えが必要です。

なぜなら、ずっと同じ血管に管を刺して薬を流していると、その血管が弱っていくからです。弱った血管は、その壁が崩れて点滴の液漏れをするきっかけとなることがあるのです。

ここからは、次の順に点滴の差し替えについて情報を羅列していきます。

  • 点滴の差し替え手順
  • 定期差し替えの頻度
  • 定期差し替え以外に差し替えが必要な場合について

1つ目は、点滴の差し替え手順です。点滴の差し替えは、まず点滴の管を抜くところからはじまります。そして新しい位置に点滴の針を刺し、管を固定して完了となります。

2つ目は、定期差し替えの頻度です。差し替え頻度は病院によって異なります。3日から6日の間で設定されているところが多いでしょう。

3つ目は、定期差し替え以外に差し替えが必要な場合についてです。最大の要因は、点滴の液漏れです。液漏れとは、血管内以外の場所に薬が漏れ出すことを言います。

液漏れの原因は、様々です。例えば、点滴の針を刺す位置が微妙にずれること、血管が弱っていることなどが挙げられます。点滴の管が血管の壁に当たっていると、血管が弱りやすく、液漏れ発生率が上がります。

点滴点滴

点滴の差し替えを減らす方法

点滴の差し替えは、定期のもの以外、なるべくしない方がよいでしょう。なぜなら、針を刺す時に痛みを伴うこと、傷がある程度癒えるまでは同じ場所に針が刺せないことなどからです。

点滴の差し替えを減らすには、正しい位置に針を刺すこと、正しい位置に管を滞在させること、血管をできるだけ弱らせないことの、3点が対策として挙げられます。

点滴の差し替えを減らす1:正しい位置に針を刺すこと

1点目は、正しい位置に針を刺すことです。看護師や助産師の方(以降、「スタッフ」と記載します)が刺すので、厳密には自分でコントロールすることができません。しかしながら、スタッフの力になることは可能です。

具体的には、血管を温めることが挙げられます。血管は温めることで拡張する性質があります。点滴の針を刺してもらう前は、自分で血管を温めましょう。カイロを使う、温タオルを使うといった対策ができます。温タオルは、清拭時に病院からもらうことができるでしょう。

中でもお勧めなのが、シャワー後に点滴の針を刺してもらうことです。私がよくやっていたのは、スタッフに聞くことです。点滴の定期差し替えが予定されている日の朝、「シャワー前に点滴を抜き、その状態でシャワーを浴びても良いか」と尋ねるのです。

重要なのが、血圧などを計る朝の巡回時に聞くことです。なぜなら、スタッフに点滴差し替えがあるのを知らせること、その日の体調を見られること、といった効果が期待できるからです。

  • タッフに点滴差し替えがあるのを知らせること
  • その日の体調を見られること

1つ目は、スタッフに点滴差し替えがあるのを知らせることです。病院には、自分以外に多くの入院患者がいます。スタッフがそれぞれの点滴差し替え日を完璧に把握できているとは限りません。担当スタッフが目まぐるしく変わることも相まって、点滴差し替えを忘れられてしまうのは、珍しくないのです。

朝一番に伝えておけば、間違いありません。シャワーの時間はあらかじめ予約することになっているため、「その後に点滴差し替えがある」とスタッフに覚えてもらえます。スタッフが忙しい時間帯を避けてもらうことや、点滴が上手いスタッフが休憩時間でない時に対応してもらうことも、できると言えます。

また、自分自身も「いつ差し替えがあるのだろう」と、恐怖に苛まれることがありません。

シャワー後に「そういえば今日、点滴差し替えの日でしたね」と言われることもなくなります。

2つ目は、その日の体調を見られることです。シャワー時に点滴を抜いても良いか、医師に聞いてもらうことができるのです。

例えば私の病院では1日1回、午前中にNSTを取ることになっていました。そこで張りが見られない場合にのみ、シャワーが許可されます。

また、シャワーが許可されたとしても、点滴を抜いた状態のシャワーが認められない場合がありました。

さらに私の場合、お腹が張っていて心配な日は、仮に医師から許可が出たとしても、自主的にシャワーを控えていました。

以上のように、点滴差し替え日は、シャワー前に点滴を抜いて、シャワーが終わったら針を刺してもらうことをお勧めします。

点滴の差し替えを減らす2:正しい位置に管を滞在させること

2点目は、正しい位置に管を滞在させることです。上手く針が刺さったとしても、その後の生活で管の位置が動くことが予想されるからです。

点滴を刺してもらったら、なるべくその腕は動かさないように注意しましょう。特に、トイレに行く、歯を磨くなどする時は、細心の注意を払ってください。

正しい位置に管を滞在させるために他にできるのは、スタッフにきちんと管をテープで止めてもらうことです。複数個所をテープで固定して、管が動きにくいようにしてもらってください。

点滴の差し替えを減らす3:血管をできるだけ弱らせないこと

3点目は、血管をできるだけ弱らせないことです。差し替え時は、同じ血管に針を刺さない方が無難です。別の血管に針を刺しながら複数の血管をローテーションするのがお勧めです。

参考までに私の場合は左右2本の血管を交互に使ってもらっていました。その他の血管は細くて使えませんでしたが、太い2本を大事にすることで、2か月強の入院に耐えることができました。なお、血管の細い太いやその他の状況には個人差があることをご了承いただければ幸いです。

他には、点滴の挿入部にガーゼをあてて、器具が肌に直接当たらないようにしてもらうのがお勧めです。これをするだけで、余計な傷が残りにくくなるからです。傷を減らすと、次に指す針の位置の選択肢を少しでも増やすことができます。

必ずしも同じ血管に連続して針を刺してはいけないというわけではありません。スタッフに身をゆだねることにしましょう。

点滴跡と余計な傷点滴跡と余計な傷

切迫早産入院の液漏れ時対処法

切迫早産入院で液漏れをした時には、できるだけ早くスタッフに知らせる必要があります。なぜなら、薬が血管内に入りきれていない分、お腹の張りを抑えられなくなるかもしれないからです。

液漏れをしてしまったら、高確率で差し替えの処置が必要になるでしょう。放置して発見が遅くなると、ますます血管を痛めてしまいがちです。血管を大事にするという観点からも、早めに差し替えをするのがお勧めです。

切迫早産入院で血管が痛い時の対処法

液漏れしていないけれど血管が痛いという場合も、できるだけ早くスタッフに申告することが重要です。なぜなら、管が血管壁に当たっている状態の場合、血管の弱るスピードが加速する恐れがあるからです。

その場合、管の固定位置を調整してもらうなどして応急処置を行います。それでも痛い場合は、点滴の差し替えを行うでしょう。このあたりの判断については、スタッフにお任せするようにしてください。

点滴の差し替えや液漏れが痛い!切迫早産入院中の対処法体験談

私の場合、人にとても気を遣うタイプだったため、点滴についてなかなか言い出せませんでした。けれども、点滴については、後になって悪化することのないよう、正しく申告するべきだと考えます。一生懸命やってくれている病院のスタッフの方々に感謝して、頼っていくことがお勧めです。

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まとめ

ここまで、切迫早産入院で点滴の差し替えや液漏れが痛い時について、対処法を中心にお伝えしてきました。

是非この記事を参考に、少しでも点滴の針を刺す回数を減らしていければ幸いです。

  • 切迫早産入院で点滴の差し替えをできるだけ回避するために、正しい位置に針を刺すこと、正しい位置に管を滞在させること、血管をできるだけ弱らせないことの、3点の対策がとれる。