妻が妊娠中、切迫早産で自宅安静になったら、本人はもちろんのこと、夫である自分も辛い日々を過ごすことになります。ここでは、妻が切迫早産で自宅安静になったら何が辛いのか、それらを乗り越える方法は何かについて、お伝えしていきます。
実際に切迫早産で自宅安静になった妻である私自身の目線と、私の夫の視点の両方をご紹介しているので、是非参考にしていただければ幸いです。
Contents
妻が切迫早産で自宅安静!何が辛い?
妻が切迫早産で自宅安静になった場合、辛いのは、家のこと、妻の世話、周りの理解の、3点です。以下に、それぞれについて詳細をお伝えしていきます。
家のこと
1つ目は、家のことです。妻が切迫早産で自宅安静になったら、家のことは全て夫である自分が行う必要があるのです。1日中外で働いて疲れて、家でも家事などの仕事に追われます。買い物まで行かなければならないでしょう。
安静にしている妻の目も気になるかもしれません。時には、忙しい自分と比較して、どうしてもなまけて見えてしまう妻の状態に、いらいらしてしまうこともあるかもしれません。
妻の世話
2つ目は、妻の世話です。切迫早産で自宅安静になってしまったら、妊婦である妻本人は動くことができません。そのため、食事の準備や片付けなどはもちろんのこと、洗濯や買い物まで含めてすべてを行う必要があるのです。
自分の世話だけで精一杯なのに、妻の世話まで行わなければならないのは、決して軽くない辛さがあるのです。
周りの理解
3つ目は、周りの理解です。切迫早産で自宅安静であると、安静生活の重要性や夫である自分の辛さについて、周りが理解してくれないことが少なからずあります。
例えば、家事や妻の世話で忙しく休みが欲しい時でも、職場の上司が許してくれるとは限りません。実家や義実家に頼りたくても頼れない場合もあるでしょう。
妻が切迫早産で自宅安静!辛い時の対処法
ここまで、妻が切迫早産で自宅安静になった場合の辛いことについて、例を挙げてご説明してきました。ここからは、対処法について例を挙げてご紹介していきます。
周囲に助けを求める
1つ目は、周囲に助けを求める方法です。実家、義実家、職場などに、現状を正しく把握してもらうようにしましょう。実家や義実家の家族に、日中の仕事中、自宅に来てもらい家事の手伝いをしてもらうのもよいでしょう。特に上の子がいる場合、実家や義実家の助けは必須とも言えるくらいです。
入院を検討する
2つ目は、入院を検討する方法です。切迫早産では、自宅安静ではなく入院で安静を続けることがあります。病院の状況によりますが、医師に相談してみてもいいかもしれません。
入院をした場合のメリットは、妻の状態を常に診てもらえること、より安静状態を維持できること、食事や身の回りの世話を任せることができることです。
入院をした場合のデメリットは、離れて生活しなければならないこと、費用がかかることです。
メリットとデメリットを天秤にかけて、より自分たちにとって良い方法を選択しましょう。
妻が切迫早産で自宅安静になり辛い!乗り越え方体験談
ここまで、妻が切迫早産で自宅安静になって辛い場合とその対処法についてお伝えしてきました。ここからは、実際に切迫早産で自宅安静になった私自身の体験談をお伝えしていきます。
私の場合、妊娠26週の終わりから妊娠36週の始めまで、切迫早産で入院をしていました。その前に、2、3日程、自宅安静を経験しました。
自宅安静で私と夫が苦労したのは、安静生活の継続です。私はスーパーへの買い出しをやめましたが、料理をするのは続けました。また、掃除はやめたものの、洗濯は続けていました。このように、どうしても動いてしまうのです。
健診で医師から入院について打診された際、入院をすることに決めたのは、病院の方が私にとって安心できるからです。自宅だとどうしても動いてしまいがちな私には、入院の方が向いていました。
夫は、一人暮らしに慣れていたため、日常生活を送るのにはあまり苦労しませんでした。私が入院していた産院は、会社からの帰り道にあって自宅からも近いため、便利だったといえます。
以上のように私の場合、入院するという選択をしてよかったと思っています。

まとめ
ここまで、妻が切迫早産で自宅安静になり辛い時の状況や対処法について、お伝えしてきました。切迫早産の自宅安静は、本人はもちろんのこと、周りの家族にとっても辛いものです。是非この記事を参考に、色々な手段を使って、乗り越えていくことがお勧めです。
- 妻が切迫早産で自宅安静になった場合、本人だけでなく、一緒に住む夫も辛い。
- 周囲に助けを求める、入院を検討する、などといった対策が必要。