育児

授乳で乳首が痛い!乳頭保護器は必要?体験談

授乳で赤ちゃんに乳首を吸われると、何とも言えない激痛に襲われるものです。そんな時はどうすれば良いのでしょうか?ここでは、授乳中の乳首痛について、対処法や乳頭保護器の必要性などをお伝えしていきます。

授乳で乳首が痛い!対処法として乳頭保護器は必要?

授乳で赤ちゃんに乳首を吸われると、痛みを感じるという人は少なくありません。ここでは、乳首が痛む原因や対処法の基本的なことについてお伝えしていきます。

授乳で乳首が痛む原因

授乳で乳首が痛む原因には、赤ちゃん側とお母さん側の両方、複数あります。主な原因は、以下の通りです。

  • 赤ちゃんがまだ上手くおっぱいを吸えない
  • 授乳終わりに乳首がひっぱられている
  • おっぱいのトラブルがある
  • 乳首が刺激に慣れていない

授乳で乳首が痛む原因の1点目は、赤ちゃんがまだ上手くおっぱいを吸えないからです。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだおっぱいの吸い方が分からず、やり方が下手です。例えば、赤ちゃんの口が大きく開いていないことが挙げられます。繰り返しおっぱいを吸うことで、赤ちゃんは方法を覚え、慣れていくと考えられます。

授乳で乳首が痛む原因の2点目は、授乳終わりに乳首がひっぱられているからです。赤ちゃんの口を乳首から外す際に、乳首が傷ついていると予想されます。

授乳で乳首が痛む原因の3点目は、おっぱいのトラブルです。例えば、おっぱいが張っている、感染症などの病気にかかっている場合などが挙げられます。不安な場合は、すぐに病院に行ってみてもらうようにしてください。

授乳で乳首が痛む原因の4点目は、乳首が刺激に慣れていないためです。赤ちゃんは、おっぱいを飲むためにとても強い力で吸います。それまであまり刺激にさらされていなかった乳首にとっては、大きな力と言えます。そのため、乳首が痛むのです。

以上のように、授乳で乳首が痛む原因には、様々考えられます。色々な原因を想定して、対処していくようにしましょう。

授乳で乳首が痛む時の対処法

授乳で乳首が痛む時には、以下の対処法がお勧めです。

  • 病院に行く
  • 乳頭ケアクリームを塗る
  • 乳頭保護器や搾乳を使う

対処法の1つ目は、病院に行くことです。赤ちゃんを出産した産院に行って、助産師さんに診てもらいましょう。中には、母乳外来として、赤ちゃんの母乳育児を手助けしてくれるところもあります。おっぱいのケアだけでなく、育児の様々な悩みの相談に乗ってくれることでしょう。産院に行けば、おっぱいのトラブルに対処するだけでなく、授乳の仕方を学ぶこともできます。必要な薬を手に入れることもできるでしょう。授乳中に乳首が痛むときの対処法としては、最もお勧めのものです。

対処法の2つ目は、乳頭ケアクリームを塗ることです。市販の乳頭ケアクリームを購入し、授乳後に塗るようにしましょう。乳首を保湿することで、傷ができるのを防いだり、傷を早く治したりすることが期待できるからです。

授乳中の乳首は、常に清潔に保つ必要がありますが、毎回消毒するなどの過度なケアは避けた方が良いでしょう。基本的には、母乳パッドをあてておき、授乳後にはそのまま服を整えるだけというようにしましょう。気になる場合は、授乳後にさっと乳首をふき取ります。痛みがある場合は、乳頭ケアクリームを塗るようにします。

市販の乳頭ケアクリームでお勧めなのが、メデラの「purelanピュアレーン100」です。赤ちゃんの口に入っても安全なものでできているため、ふき取る必要がありません。

個人的にお勧めのものは、産院で処方される薬です。私は、乳頭ケアクリームだけでは、一向に痛みが治まりませんでした。産院で処方される薬(軟膏)を塗ると、心なしか傷の治りが早かったように思います。私が処方されたものは、赤ちゃんの口に入っても安心なものでできていました。さらに、市販の乳頭ケアクリームよりも安価でした。記憶では、700円程であったと思います。

対処法の3つ目は、乳頭保護器や搾乳を使うことです。乳頭保護器とは、乳首にあてることで、赤ちゃんに直接おっぱいを吸ってもらうことを避けられるものです。西松屋などベビー用品店で、気軽に手に入れることができます。

乳頭保護器を使えば、直接おっぱいを吸われることがないため、乳首を休ませることができます。また、直接おっぱいを吸ってもらうのではなく、搾乳しておいたものを哺乳瓶で飲ませることでも、乳首を休ませることができます。その間に、傷を治していくというものです。

しかしながら、直接おっぱいを吸ってもらわないと、母乳の飲み残しができてしまいがちです。そうなると、乳腺炎などのおっぱいトラブルのリスクが高まります。また、母乳量を増やしたいと考えているお母さんには、あまり向いていません。あくまで一時的な処置として、とどめておくことをお勧めします。

以上のように、乳首が痛む時の対処法は様々です。最もお勧めなのは、産院に出向いて相談するというものです。是非参考にしていただければ幸いです。

乳頭保護器の特徴

乳頭保護器の特徴について、少し詳しくご紹介していきます。なぜなら、私自身、乳頭保護器を購入して使ったことがあるからです。

乳頭保護器は、ソフトタイプとハードタイプの2種類あります。使用感には個人差がありますが、ソフトタイプだとあまり痛みを緩和できなかった、という意見が多いようです。しかしながら、ソフトタイプの方が、より乳首に近い感触で赤ちゃんに飲ませることができます。自然に近い形で授乳をしたいと考える人は、ソフトタイプがお勧めです。

  • ソフトタイプ→より自然に近い形で授乳ができる
  • ハードタイプ→より痛みを抑えることができる

私の場合、ハードタイプ(ピジョンの乳頭保護器)を購入して使用しました。

感想としては、「哺乳瓶を吸わせているみたい」ということでした。授乳中の痛みはほとんどなくなります。けれども、赤ちゃんによっては、感触を嫌がったり、上手く飲めなかったりする場合があるようです。また、あまり母乳が出ない体質の場合、ハードタイプの乳頭保護器では、授乳が難しいように感じます。なぜなら、ある程度赤ちゃんに吸ってもらってからでないと、飲める量の母乳が出てこないからです。

まとめると、乳頭保護器のメリットは、乳首の負担を減らせることです。デメリットは、赤ちゃんを選ぶこと母乳が少ない場合は授乳が難しいこと毎回消毒する必要があるため面倒であることが挙げられると言えます。

  • 乳頭保護器のメリット→乳首の負担を減らせること
  • 乳頭保護器のデメリット→赤ちゃんを選ぶこと、母乳が少ない場合は授乳が難しいこと、毎回消毒する必要があるため面倒であること

以上のように、乳頭保護器が使えるかどうかは、個人差によるところが大きいと感じます。

授乳で乳首が痛い!乳頭保護器は必要?体験談

ここまで、授乳中の乳首痛や対処法について、簡単にお伝えしてきました。ここからは、私自身の体験談をお伝えしていきます。

私の場合、我が子が生まれてから約3週間、NICUやGCUでお世話になっていました。最初の内は、鼻からミルクを流していました。哺乳瓶を吸う力すら弱く、直接おっぱいを吸うことなど、夢のまた夢、という状態でした。

我が子は想像以上に生命力強く回復し、GCUを退院する4、5日前くらいには、問題なく哺乳瓶を使うことができていました。そのため、直母(直接おっぱいを吸うこと)に挑戦することになりました。

私も赤ちゃんも初めてのことであるため、初回の直母は、全く上手くいきませんでした。それから退院までの数日間で何回か試してみたものの、全て失敗に終わりました。その頃から既に、私の乳首は傷ができ始め、痛んでいました。

退院後、自宅で直母を試してみるものの、やっぱり上手くいきませんでした。乳首の痛みが強まってきたため、私は、藁にもすがる思いで、乳頭保護器を購入します。

ネットの口コミを参考に購入したものは、ピジョンの乳頭保護器、ハードタイプです。

哺乳瓶になれていた我が子は、乳頭保護器もすんなりと吸うことが出来ました。しかしながら、私はあまり母乳量が多い体質ではありませんでした。そのため、乳頭保護器では、5mlくらいしか母乳が出なかったのです。

自宅で3日間程過ごした後、私は出産をした産院で、産後ケア入院を利用しました。その際、助産師さんに、たくさんのことを教えてもらうことができました。授乳の仕方もその中の1つです。ほとんど自己流で四苦八苦していた私は、初めて、正しい授乳方法を習得できたのです。

それでも、乳首の痛みは治まりませんでした。それどころか、痛みはどんどん増していきました。なぜなら、赤ちゃんが勢いよく乳首を吸うためです。私の肌は、痛みに弱い方で、傷もすぐにできてしまいます。助産師さんに相談すると、病院から薬を処方してもらえることになりました。

産後ケア入院を終えて、自宅で授乳をしつつ、授乳後には必ず薬を塗るようにしました。塗ってもまた3時間後には次の授乳が待っています。そのため、傷はいつまでたっても癒えませんでした。それでも、薬を塗ると少しだけ痛みがましになる感覚はありました。

そんな生活を約2か月間続けて、やっと、乳首が痛まないようになりました。私の場合、乳首が弱かったので、どうしても傷ができてしまいがちだったようです。2か月経つ頃には、乳首を吸われても痛みを感じず、新たな傷もできないようになりました。

以上のように、授乳をしていると、最初の内はどうしても乳首が痛みます。ある程度耐えるしか方法はありません。

まとめ

ここまで、授乳で乳首が痛む原因、対処法、乳頭保護器などについて、私自身の体験談を交えながらお伝えしてきました。是非この記事が、少しでも皆さんの授乳が幸せな時間になるよう、手助けできれば幸いです。

  • 乳頭保護器は、使う人を選ぶ
  • 直母の場合、どうしても最初の内は、痛みに耐える必要がある
  • お勧めは、産院に行ってみてもらうこと